大手企業から学ぶ健康経営のメリット4つ
健康経営優良法人と認定されると、様々な社会的評価を受けることができます。
今回はジョンソン&ジョンソンに学ぶ健康経営のメリットをまとめます。
認定制度の基礎知識は
「健康経営優良法人認定まとめ」の記事
認定基準の詳細は
「」の記事をご覧ください。
4つのメリット
参考:経産省ー健康経営の推進について
認定されるメリットはたくさんありますが、今回は「4つ」ご紹介致します。
「4つのメリット」のエビデンスとして、誰もが知っている大手企業、J&Jがグループ世界250社、約11万4000人に健康教育プログラムを提供し、投資に対するリターンを試算した結果、健康経営に対する投資1ドルに対して、3ドル分の投資リター ンがあったとされています。
戦略的な健康経営への投資は「3倍」のリターンが見込めるということです。
メリット1【生産性の向上】Productivity
従業員が心身共に健康でいることで良い循環が生まれます。
健康で活力のある元気な人材
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心身の充実によるモチベーションの向上
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離職率の低下・平均勤続年数が長くなる
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生産性の向上・業績アップ
どの企業においても健康経営の考え方は事業を成功させる基盤となります。
メリット2【医療費の削減】Medical cost
従業員が健康でいることで、病気にかかるリスクを抑えられ、結果的に会社が負担する医療費の削減に繋がります。そのためには、会社が「健康」になる為のきっかけを作ったり、従業員の「健康」を管理することが大切です。
メリット3【リクルート】Recruit
企業価値が上がり、就職人気ランキングの上昇により採用が有利になります。
健康経営をしている企業の方が、就職活動をしている人にとってもちろん魅力的に映ります。
つまり、優秀な人材の確保に繋がります。
また、厚生労働省の調査によると、離職の原因は労働環境によるものが大半です。
残業や休日出勤が多いという労働環境だと、従業員のメンタルヘルスの悪化や体調不良が原因で離職してしまい、人手不足に繋がるケースが多いです。
健康経営は労働環境を見直すことができ、離職率の低下にも繋がります。
優秀な人材を確保し、優秀な人材の定着率を上げることは経営にとても大切な観点です。
離職率が高いと教育コストもかかります。
メリット4【企業イメージ】Impression
「ブラック企業」というワードに敏感な昨今、企業のイメージは様々なところに影響があります。
企業イメージが良くなると、社会から注目されやすく、メディアへの露出が増えます。
参考:経産省ー健康経営の推進について
健康経営に関する記事掲載数等のメディア露出度を調査したところ、2015年3月から露出が増え始め、近年は顕著に増加、安定していることから、メディアにお ける関心の高まりやキーワードの定着もうかがえます。
特に健康経営銘柄の選定、健康経営優良法人の認定の直後に露出が増えていることが分かります。
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以上、現在注目されている「健康経営」のメリットのまとめでした。
様々な面から業績の向上から社内コミュニケーションの活発化まで期待されております。
是非、他の記事も併せてご覧ください。